甲南大学理工学部 | |
経営意思決定論 l・ll | |
単 位 2+2 | |
講義日時1 金曜日 2時限 | |
講義日時2 | |
■講義の内容・目的 | |
前期 l | 実社会への巣立ち直前の四年次理工学部学生を対象とし、今後直面するであろう実業界の 様々な実態についての広範な基礎知識を提供することを講義の第一義的目的とする。 |
後期 ll | 企業の経営に際して直面するであろういろいろな社会、経営環境の実現を直視すると共に将来の変化を想定しこれからの企業幹部もしくは、企業経営者に求められる経営意思決定能力の培養に努める実戦的講義を目指す。 |
■成績評価 | |
前期はレポート、後期は試験によって成績を評価する。 | |
■講義構成 | |
前期 | <経営意思決定論l> |
1 | 年間を通じての本講義内容の概要 |
2 | 世界の企業と世界の経営者像 |
3 | 日本の企業と日本の経営者像 |
4 | 企業の格付け制度とその功罪 |
5 | 景気変動とその背景(オイルショック、ドルショック等々) |
6 | 時代の流れと企業経営(神武景気、岩戸景気、所得倍増論、日本列島改造論、経済のブロック化、IT時代の到来、ゲノムほか) |
7 | 企業コストの分析と管理 |
8 | 世界の金融システム(金本位制から変動相場制まで)と「貿易立国日本」とその変 |
9 | 景気予測と企業経営 |
10 | 経営的視点から見た税制体系 |
11 | 経営者責任とその限界、株式会社と有限会社 |
12 | 変わり行く日本の雇用慣行 |
13 | 男女雇用機会均等法・男女共生社会と企業経営 |
14 | 国際標準規格(ISO等)、日本工業規格(JIS)と企業経営 |
15 | 企業経営上配慮すべき環境保全に関する視点 |
16 | 未来予測と企業経営(これからの日本・これからの世界) |
17 | 総まとめ − 経営意思決定の諸要因 |
後期 | <経営意思決定論ll> |
1 | 経営意思決定とは(学説の紹介・説明ほか |
2 | 経営意思決定技術の理論的分析 |
3 | 意思決定に際して必要な基礎知識の習得 1)意思決定の背景としての世界情勢 2)意思決定の背景としての国内経済情勢と社会システム |
4 | 経営上意思決定に欠かせない計数の分析・理解 1)複式簿記・TKC会計 2)財務諸表の分析・理解 1.貸借対照表 2.損益計算表 3.キャッシュ・フロー計算書ほか |
5 | 企業倒産と民事再生法、会社更生法 |
6 | 大企業の経営と中小零細企業の経営上の諸問題 |
7 | 株式市場の動向と投資技術 |
8 | 401K、デリバティブ、商品市況と企業経営 |
9 | ベンチャーキャピトル、ヘッジファンド等と企業経営 |
10 | 株式代表訴訟と企業経営 |
11 | 製造物責任(PL)と企業経営 |
12 | 特許制度・知的所有権と企業経営 |
13 | 企業経営に求められる政治感覚 |
14 | 主要業界の現状と分 |
15 | 主要企業グループの現状と分析 |
16 | 正業と虚業 アングラビジネスのカラクリ・実態ほか |
17 | 総まとめ − これからの人生かく歩むべし |